自己療養へのささやかな試み

明けましておめでとうございます。

と言いながら、元日から恐ろしい地震。

東日本を思い出させる、長い揺れでした。

我が家も被災地にカテゴライズされるかもしれませんが、被災された方々、地域の１日でも早い復興をお祈り申し上げます。



津波と余震、土砂崩れ…今日まで天気が良かったのに、さすがに釣りに行ける状態ではありませんでした。

職場の復旧なども考えると、今週末の連休も釣りは難しいかもしれません。




そんなわけで、釣りに行けないときはお店を巡って欲望を満たそうと考えました。

LINEやインスタで「BlueBlue福袋、あります！」とか、「BlueBlueルアー、お一人様２個限定！」などという言葉が目に飛び込んでくると、やっぱり欲しくなるじゃないですか。
普段店頭に並ばないし。まあ、この日のために在庫をストックしてるんでしょうけど。


で、実際に店頭に行ってがっかりするんですよね。

何故かというと、「BlueBlue福袋、あります！」は「BlueBlueのルアーが１個入っている、売れ残りを放出するための１万円の福袋」だったり、「BlueBlueルアー、お一人様２個限定！」は「選べるのがゼッパー80Sとアミコンだけ」だったり。
しかもアミコンとスネコン50Sなんか普段から店頭にあって数量無制限やんけ。


まあ、BlueBlueだけではないですけどね。
昨年からメガバスのカゲロウシリーズも同じ商法で売られていましたし。



何が言いたいかと申しますと、ルアーは使ってナンボのものなんだから、使いたい人の元へいち早く届けてほしい、ということです。

恐らくメーカーもそう思っているのではないでしょうか。

そりゃ店も転売ヤーも、自身が儲けたいから上手い戦略を考えますよ。

ただ、それって誠実な商売ではないよね？って話。



お金って「ありがとう」、つまり自分の欲求を満たしてくれたことの対価として支払うものじゃないですか。

100円のコーヒーには100円分の「ありがとう」を、ブローウィン110Sには2,150円分の「ありがとう」です。

それがこのような商売では、何もしていない人達に強制的に「ありがとう」を支払うわけですよ。

これって本来の経済活動の姿とは違っていませんか？

まあ、「こんな売られ方でしか買えないお前は情報弱者なんだから仕方ないだろ」と言われるかもしれませんが、不誠実な商売をしている人は確実に信頼を失い、堕ちていきますよ、と。

もちろん売る側の戦略も分かるんです。その売り方を思いつくまでには結構な時間をかけ、頭を悩ませてきたことでしょう。

でもですよ、商売って最後には誠実な人が勝つんじゃないかな？


そんな風に思った年始でございました。


2024年、ひどいスタートを切りました。

しかし、ここより下はありません。

上を向いて生きていきましょう！！